【知識ゼロからの独学で宅建は無理?】合格が難しい人の特徴TOP5

こんにちは。ひろポンプです!

「仕事で役に立つ資格を取ってみたい!」という想いで、“宅建(宅地建物取引士)”の資格試験にチャレンジしているという人はけっこう多いのではないでしょうか。

宅建は不動産業界で働く上で持っておくべき資格でもあり、勉強が苦手な人でも会社から取得するように言われている人も中にはいらっしゃるでしょう。

  • 宅建に独学で合格することは無理なの?
  • 宅建に受からない人の特徴を教えてほしい。。
  • 宅建が難しいと言われる理由が知りたい、、

宅建合格に向けて、上記のような悩みや不安を抱えてしまうこともありますよね。

今回は、【知識ゼロからの独学で宅建は無理?】合格が難しい人の特徴TOP5というテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級を保有しています
フリーランス宅建士として『ひろポンプ不動産』を運営中

周りの友人や会社の同僚から試験の相談を受けていた関係で、今まで試験に落ちてしまう人たちを残念ながらたくさん見てきました。

せっかく勉強したのに不合格になってしまう人をこれ以上増やしたくないという気持ちで、私が肌で感じた受からない人の特徴をランキング形式にして発表していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

自分で言うのも恥ずかしいですが、私のアドバイスを忠実に守って勉強した方々は、一人の例外もなく、みなさん合格されています。ぜひ参考にしてみてください。

宅建の独学合格が難しい人の特徴TOP5

宅建の独学合格が難しい人の特徴TOP5

さっそく第5位から第1位まで最初に発表していきます。

宅建に独学での合格が難しい人の特徴TOP5は以下の通りです。

独学合格が難しい人の特徴TOP5
  • 第5位:スキマ時間をうまく活用できない人
  • 第4位:“質”にこだわりすぎて“量”をこなせない人
  • 第3位:過去問ばかりを解いてしまう人
  • 第2位:合格に対するモチベーションが低い人
  • 第1位:独学に慣れていないのに我流で勉強を進める人

納得できるものが多くを占めていると思いますが、「え?どういうこと?じゃあどうするのが正しいのー??」と感じるものもあるはずなので、順番に解説していきます。

特に第2位と第1位は、これまで様々な人を見てきた中でも、合格できる人とできない人の差が最もつきやすい部分です。

第5位:スキマ時間をうまく活用できない人

まず第5位は、スキマ時間をうまく活用できない人です。

単純な話ですが、勉強時間が確保できればできるほど、合格できる確率は高まっていきますよね?

誰もが理解できる周知の事実ではありますが、社会人は毎日の仕事や家事、学生はゼミやバイトでまとまった勉強時間は確保できないのが現実ではないでしょうか。

宅建に合格できる人は、通勤などの移動時間・朝の家を出るまでの時間・ランチの空いた時間・ベッドに入ってから寝るまでの時間などのちょっとしたスキマ時間を勉強に充てています。

1日に換算すると合計30~40分間の違いかもしれませんが、1週間で3.5~4.5時間・1ヶ月で15~20時間の差が生まれます。1ヶ月で考えると休日2日分の勉強の量ですね。

“塵も積もれば山となる”とはまさにこのことで、「時間空いたしYouTube見よう」「移動時間何もできないからスマホゲームしよう」という考えでは、合格から遠のくばかりです、、

暇があったらテキストを開いて読み込む・満員電車であればそれこそイヤホンをしてYouTube等の音声学習で知識を積み重ねていきましょう。

第4位:“質”にこだわりすぎて“量”をこなせない人

続いて第4位は、”質”にこだわりすぎて”量”をこなせていない人です。

大前提として、宅建の試験は出題が非常に広いです。そのため幅広い分野を頭に入れる必要があります。

ただしその一方で大学教授や法律の専門家レベルの深い知識は、合格に必要ないと個人的と思っています。

なぜならば試験問題は自分の考えを具体的に示す記述式ではなく、マーク式での回答だからです。基礎的な理解さえできていれば正解に繋がります。

具体的にお伝えすると、1つ分からない科目があったときに、理解できるまで何度も読み返したり、調べ尽くしたり、綺麗にノートにまとめてみたりと、“質”にこだわってしまうのはおすすめしていません。

仮にいくらその場で考えても分からない科目があったときには、一旦そのままスルーしてテキストを読み進めたり、過去問に解いたりして、”量“を意識してみましょう。

するとその時点では分からなかった科目が、不思議なもので巡り巡ってだんだんと理解できるようになっていくはずです。

第3位:過去問ばかりを解いてしまう人

どんどんいきます。第3位は、過去問ばかりを解いてしまう人です。

「え?宅建は過去問が大事ってたくさん聞くよ!」という意見の人もいるでしょう。

もちろん私も過去問を解くことも非常に大事だと思っていますが、過去問ばかりを解いて本番に臨む人は危険だと感じています。

「合格まであと2~3点だった、、」という人が特にこの特徴に当てはまるはずです。

理由は明確に2つあります。

理由①:宅建は毎年頻出の出題範囲が変わるから

当然の話ですが、宅建は法律に基づいた問題が出題されます。つまり法律が変われば出題問題も変更されるということです。

日本の法律は毎年少しずつ改正されています。その上宅建では法律が改正された部分が試験で出やすいというのは有名な話です。

みなさんお気付きかもしれませんが、過去問ばかりを解いていると最新の法改正に全く触れることができないのは一目瞭然ですよね。。

理由②:過去問に慣れてしまい本番での問題に戸惑うから

テキスト・問題集・過去問を使いながら本番の試験に向けて勉強を進めていきますよね。

もちろんこの流れがスタンダードなのは間違いありませんが、一つだけ落とし穴があります。

なにかというと、人は無意識のうちに過去問の問題文に慣れてしまっていることです。そして過去問で8~9割の正解率を取れてしまい、「よし!これで受かる!」と大きな勘違いをしていまいます。

いざ本番の試験を受けたときに「あれ?なんか見たことない問題ばっか。。全く分からない。。」という事態におちいってしまう人を何人も見てきました。

上記の理由から、本番直前にはLECやTACなどの大手スクールから発売される予想問題を2~3社購入して、最新の傾向と対策を行った上で本試験に挑みましょう。

第2位:合格に対するモチベーションが低い人

ここからはより大きく合格の分かれ目となる特徴です。第2位は、合格に対するモチベーションが低い人です。

根性論ですいません。。ただ大事な話なので、しっかり深掘りしていきます。

実際なところ「まぁ別に受からないでもいっか」という人と「合格しないと会社がクビになる」という人であれば、どちらの方が合格しそうですか?

圧倒的に後者ですよね?上記の例はあまりにも極端かもしれないですが、合格へのモチベーションは合格できる確率に直結するはずです。

ここでみなさんにお伝えしたいのは、『合格への明確な理由を思い浮かべて日々意識する』ことが合格への近い道ということです。

「合格したら月5万給与があがる」「責任のあるポジションに昇格するには宅建が必要」「部下へ上司の威厳を保つために」など個人によって異なるとは思いますが、必ず明確な理由を掲げるのが重要です。

今まで私が関わってきた合格者たちは、全員が『合格への明確な理由を思い浮かべて日々意識する』を紛れもなく実践していました。

意識が苦手な人なら、紙に書いて家の一番目立つところに飾ったり、スマホの待ち受け画面に設定したりなどでも全然OKです!

第1位:独学に慣れていないのに我流で勉強を進める人

自信を持って断言します。第1位は、独学に慣れていないのに我流で勉強を進めてしまう人です。

この記事をご覧いただいている人の中には、「不動産業界で必須のスキルだから受験する」という理由で宅建にチャレンジしている人が一定数いることでしょう。

そういう理由を持った人の大多数が独学に慣れていないのではないでしょうか。

現実的な数字として、宅建の合格率は15%前後と決して簡単な資格ではありません。

学生時代や社会人になってからあまり勉強に打ち込んだことのない人が、我流で勉強を進めてしまうのは、合格というゴールがないマラソンをただひたすらに走っていると同じことです。

やみくもに自分だけで勉強を進めずに、身近にいる合格している上司や先輩の勉強法を参考にして、合格というゴールがどこにあるのかを明白にした上で、学習をスタートさせていきましょう。

もし周りに合格者がいない場合は、数多くの資格に独学合格した私の勉強法を参考にしていただいて構いません。ぜひ最短ルートで合格を目指していきましょう。

一般的に「宅建は難しい」と言われている理由

一般的に「宅建は難しい」と言われている理由

ここまで、宅建に独学での合格が難しい人の特徴TOP5をランキング形式で発表してきました。

みなさんはいくつ当てはまったでしょうか?

現時点で当てはまってしまった人でも、逆の行動をどんどん実行していけば合格に近づくことは間違いありませんので、ご安心ください!

ここからは、一般的に「宅建は難しい」と言われている理由を考察していきます。

ネットで調べても周りの人たちに聞いても「宅建は難しい」という意見をよく耳にしますよね。一体なぜなのでしょうか?

ズバリ、宅建は受験者を落とすための資格試験だから!

私が考える理由はズバリ、宅建は受験者を落とすための資格試験だからです。

宅建の試験は「〇〇点以上が合格」という絶対評価ではなく、「上位15%が合格」という相対評価で合否が決まる仕組みになっています。

先ほど毎年法改正があった範囲は出題されやすい話をしましたが、根本的な試験範囲はずっと一緒です。

ほぼ毎年同じ試験範囲で上位15%の人が合格させる試験を作成しなければならないので、ちょっと問題文の言い回しを変えたり、難しい法律用語を多用したりして、受験者を惑わしてきます。

出来ない人をきちんと不合格にさせるために、私たちが簡単に理解できないような問題文や選択肢を設けている部分が、「宅建は難しい」と呼ばれている要因でしょう。

『勉強の質×勉強の量×勉強の仕方』さえできれば簡単な資格

繰り返しになりますが、宅建に合格するために“宅建の知識を使って専門書を出版するレベル”に到達する必要は全くありません。

しかも問題は「あなたの見解を3,000文字以上で書け」というものではなく、4択のマーク式の試験形式+7~8割以上の正解率で合格できる資格です。

あくまで個人的な意見ですが、『勉強の質×勉強の量×勉強の仕方』さえできれば簡単な資格だと思っています。

正しい知識を学習し、必要な勉強時間をこなし、効率的な勉強の進め方ができれば、誰でも合格が狙えるはずです。

きっと「宅建の独学は無理、、」と考えている人は、『勉強の質×勉強の量×勉強の仕方』のいずれかもしくは全てがズレているだけだと思いますよ。

オンライン講座や通信講座にお金をかけよう

そうはいっても、やはり独学での宅建合格のハードルは高いのは事実でしょう。

『勉強の質×勉強の量×勉強の仕方』を中で1つでも間違った要素があれば、合格に最短ルートで行きつくのは困難です。

そして宅建は“受かる”か“受からない”か、“0”か“100”かの世界です。

厳しい言い方かもしれませんが、いくら勉強してもいくら知識がついていても、不合格であれば、何の価値もありません。

『勉強の質×勉強の量×勉強の仕方』が分からずに試験に落ちてしまうのであれば、オンライン講座や通信講座にお金をかけるのもアリだと思います。

独学合格した私が言うのもお門違いかもしれないですが、合格してしまえば「独学で受かった」「スクールで受かった」なんてどっちでもいいです笑

どんな方法であれ、一度受かってしまえばこっちのものです。ぜひ一生使える国家資格である宅地建物取引士”を名乗れるように勉強していきましょう。

以上です。

「私が宅建に合格するなんて絶対無理、、」と弱気になっていたそこのあなた。自分を信じられるのは自分だけですよ。

この記事を見てくださった方の中で、一人でも合格者が出てくれれば嬉しいです!

それではまたどこかでお会いしましょう(*^▽^*)

この記事を書いた人

ひろポンプ

宅建×不動産エージェンスクール「RENFREE」を運営