【宅建は大学生の就活に有利?】不動産業界で働くならおすすめの資格

こんにちは。ひろポンプです!

大学生になると、将来の就活や社会人生活に向けて、「何か資格の勉強を始めようかな?」と考えることが徐々に増えていきますよね。

数ある資格の中でも、“宅建(宅地建物取引士)”に興味がある学生さんも多いのではないでしょうか。

  • 宅建は大学生の就活で有利になるか気になる、、
  • 就活生の中で宅建受かっている人の割合は?
  • 大学生の夏休みで宅建合格は可能か知りたい。。

大学生の宅建取得について、上記のような疑問や悩みを持つケースもきっと少なくないはず。

そこで今回は、【宅建は大学生の就活に有利?】不動産業界で働くならおすすめの資格というテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級を保有しています
フリーランス宅建士として『ひろポンプ不動産』を運営中

私は大学4年生の10月に宅建を取得したので、就活のタイミングで“宅建ホルダー”の強みを活かすことはできませんでした。

しかし仮に今大学の入学式に戻れるとしたら、大学生になった早めの段階で宅建合格に向けて勉強を始めているに違いありません。

新卒の就活時だけではなく、不動産会社の採用担当も兼務した実体験を交えつつ、記事の後半では、大学生に宅建取得をオススメするたった一つの理由もご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

宅建士の資格は大学生の就活で有利になる?

宅建士の資格は大学生の就活で有利になる?

この記事を開いたとほとんどの方が、「宅建士の資格は大学生の就活で有利になるの?」と疑問を抱えているでしょう。

実際に私自身も大学2~3年生で同じ疑問を思い浮かべていましたが、私の場合はろくに調べもせず、その結果、後悔することに繋がっています・・笑

私と一緒の末路を辿らないためにも、せっかくの機会なので、これからお伝えする内容をしっかり理解した上で、あなた自身に判断してもらいたいです!

不動産業界で働きたいなら断然有利な資格です

先ほどの疑問に答えると、不動産業界で働きたいなら断然有利な資格です。

不動産業界で価値ある資格と呼ばれている根拠はたくさんありますが、一番大きな理由は宅建士には『独占業務』が存在していることが挙げられます。

ここでは詳しく書きませんが、『独占業務』とは、その資格を持った者でないと行えない業務のことを指します。

また宅建は合格率が約15%前後と低いため、誰しもが『独占業務』が許されている宅建士になることができない点が、不動産業界で宅建の資格が重宝されている要因ですね。

【朗報】就活生の中で宅建合格者はほんの一握り

ここでみなさんへ朗報です。就活生の中で宅建合格者はほんの一握りですよ!

どういうことかというと、私は就活時に不動産業界の企業から内定を6~7社いただくことができたのですが、周りの就活生を見渡しても、宅建の資格を持っている学生は10人に1人もいませんでした。

また私が社会人になって、新卒の採用担当として面接を行っていたときも、宅建合格者はごくわずか。

確かに合格率は約15%前後と難易度がかなり高めではありますが、人類の上位1%の天才しか受からない資格試験では決してありません。

コツコツ勉強すれば誰でも合格できるはずなので、大学生のうちに取得して、採用面接の場で「私、宅建持ってます」とドヤ顔してやりましょう!

不動産業界であれば、複数社から内定をいただけること間違いないナシ!

不動産以外なら簿記かFPの方がおすすめかも…

ただし大学生の時点で「おれは不動産業界一本で生きていくんだ!!」と熱い想いを持っている人はきっと少ないはず。

きっと多くの学生さんは、様々な業界を幅広く検討していることがほとんどでしょう。

もしあなたが進みたい業界が、不動産以外なら簿記かFPの方がおすすめかもです

簿記やFPはお金の知識を学べる資格で、言わずもがなですが、お金に関する情報はどこの業界で食べていく上でも必ず役立ちます。

冒頭で述べたように「とりあえず何か将来のために今のうちに資格をとっておきたい」と考えているのであれば、簿記とFPはこれ以上ないコスパ最高な資格です。

お役立ちメモ

独学でも合格は十分狙えますが、お金の本質を理解するためには、誰かに教えてもらう通信講座の方がオススメです。

以下の別の記事を参考にご覧ください。まずは3級からチャレンジしてみましょう!

大学生に宅建取得をオススメするたった一つの理由

大学生に宅建取得をオススメするたった一つの理由

ここまでの話を聞いて、宅建は不動産業界で働くなら有利になることがご理解いただけたかと思います。

ここからは、不動産会社への就職を視野に入れている大学生に向けて、宅建取得をオススメするたった一つの理由をお伝えしていきます。

先ほどもお伝えした通り、宅建の知識を最も活かせるのは、不動産業界であるのは紛れもない事実ですが、その他にも金融業界・保険業界でも、十分に活躍できる場面が多いですよ!

時間がある大学生の夏休みこそ宅建合格のチャンス

たった一つの理由。それはズバリ、時間がある大学生の夏休みこそ宅建合格の絶好のチャンスだからです。

「お金があるけど時間がないのが社会人・お金はないけど時間があるのが大学生」というフレーズを誰しもが一度は聞いたことがあるでしょう。

社会人になった今、改めてこの言葉と向き合うとまさにその通りだなと実感しています(私の場合、20代前半はお金もないけど時間もない社会人だったかも笑)

大学生は社会人と比べて、バイトやゼミ、サークル活動を差し引いても、圧倒的に時間がありますよね。

宅建の試験は年1回しかなく、働きながら本番に向けて学習していくのは、勉強時間の確保やモチベーションの維持など、調整が難しいポイントが山ほどあります。

そして最大の肝は、宅建の本試験が10月の第3日曜日にあるということ。

大学によって多少異なるかもしれませんが、約2ヶ月弱の夏休みを有効活用することが可能です!

私も大学4年生の7月から勉強をスタートさせて、夏休みに集中的に追い込み、合格を勝ち取ることができました!

大学生なら独学or通信講座はどっちでもOKです

「宅建合格を目指すにあたって、独学と通信講座はどっちがいいの?」と疑問が出てくる方が大多数かもしれませんね。

個人的には、大学生なら独学or通信講座はどっちでもOKと考えています。

勉強を久しくやっていない専業主婦の方であれば、独学のハードルが高いかもはずですが、学業が本分の学生なのなら、独学でも十分に合格を狙うことができます。

ただし『年1回しか挑戦できない』+『宅建の知識を実務で活かすために本質を理解したい』という要望を加味すると、当然お金はかかりますが、通信講座やスクールの方がおすすめです!

余裕があればバイトではなく、不動産会社のインターンへ

最後にお伝えすることは、少し上級者向けの内容です。

繰り返しになりますが、宅建は不動産業界で生きていくなら最強の武器となります。

そしてさらにその武器を進化させるためには、実務で磨き上げていくのが最短ルートでしょう。

あなたが宅建に合格することができたとしたら、余裕があればバイトではなく、不動産会社のインターンに行ってみることを強く推奨します。

おそらくコンビニでアルバイトするよりも、資格手当てなどで高い時給をもらいつつ、現場間の生の知識を身につけることが可能になります。

「宅建 バイト あなたの住んでいる地域」で検索すれば、求人がいくつかヒットするはずです。

私も内定先の不動産会社でインターン生として働き、お金を稼ぎつつ、実務を通じて学ぶことができたので、最高の環境でした!

以上です。

不動産で働きたいと考えている大学生にとって、宅地建物取引士は素晴らしい資格ということが分かってもらえましたでしょうか?

この記事を読んだ一人でも多くの学生さんが「よし!合格目指して頑張ってみよう!!」と思ってもらえたら、とっても嬉しいです。

あなたが合格できるように心から祈りつつ、応援しております!

それではまた別の機会お会いしましょう(´▽`)

この記事を書いた人

ひろポンプ

宅建×不動産エージェンスクール「RENFREE」を運営