【宅建より運転免許?】不動産営業はペーパードライバーでも働けます

こんにちは。ひろポンプです!

「人の衣食住の“住”に関わる仕事がしたい!」という理由で、不動産業界で働くことを検討している人がたくさんいらっしゃいますよね。

ただし不動産会社に就職する上で、車の運転ができず自信がない人もかなり多いのではないでしょうか。

  • 宅建より運転免許の方が不動産業界の転職に有利なの?
  • ペーパードライバーでも不動産会社の営業職として働ける?
  • 宅建資格と運転免許証はどちらを優先して取得すべき?

車の運転や運転免許に関して、上記のような疑問が次々と湧いてくる人もきっと少なくないはず。

そこで今回は、【宅建より運転免許?】不動産営業はペーパードライバーでも働けますというテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級を保有しています
フリーランス宅建士として『ひろポンプ不動産』を運営中

不動産会社では自動車の運転免許が必須の求人割合は、全体の約8~9割程度です。

車の運転と密接に関わる不動産業界の中で、どのように就職・転職活動を進めていくべきかの具体的なポイントを解説していきます。

また記事の後半では、ペーパードライバーだった私の体験談を交えつつ、車の運転に自信がないペーパードライバーでも不動産業界で働ける理由も深掘りしていきましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

宅建ナシより運転免許ナシの方が就職・転職に不利になる?

宅建ナシより運転免許ナシの方が就職・転職に不利になる?

不動産業界は、車の運転免許だけではなく、“宅地建物取引士(宅建)”の資格も重要視される業界です。

「宅建ナシより運転免許ナシの方が就職・転職に不利になる?」と疑問に対して、実際に不動産会社で営業マンと採用担当を兼任していた私が回答していきます。

これから宅建or運転免許の取得を考えている方のお役に立てれば幸いです。

運転免許取りたてホヤホヤの状態で不動産会社へ新卒入社した私でもなんとかなったので大丈夫!笑

結論『宅建士=プラスアルファ』・『運転免許=ほぼ必須』

採用の有利か不利かの議論に対する結論は、『宅建士=プラスアルファ』・『運転免許=ほぼ必須』です。

「宅建士はあった方が望ましいけど、運転免許は持ってないと困るよね・・」と判断基準を持つ面接官がほとんどでしょう。

私が勤めていた不動産会社も例外ではなく、営業職の募集であれば、運転免許は原則必要としていました。

もっと詳しく

実際に不動産会社の求人情報を調べてみると一目瞭然ですが、“宅建必須”と書かれている募集要項は少ない一方で、“運転免許必須”と記載があるのが大多数を占めます。

また仮に“運転免許必須”と明記されてなくても、“運転免許は当たり前に持っているもの”と前提にしている企業も少なくなく、「面接を受けてみたら実は運転免許必須だった・・」というパターンも多々起こり得るはずです。

宅建士資格より運転免許証を第一に優先して取得しよう

お気付きの方が大勢だと思いますが、もし宅建も運転免許も所持していないなら、宅建士資格より運転免許証を第一に優先して取得しましょう。

冒頭でも述べたように、不動産会社の求人の8~9割が“運転免許必須”のため、逆に運転免許がないと自分の首を絞めることに繋がってしまいます。

そして言わずもがなですが、宅建士は合格率15%前後の難関国家資格であるのに対し、運転免許については、真面目に講習を受ければ、基本的に誰でも合格できる試験です(笑)

確かに宅建を持っているだけで貴重な人材になれますが、運転免許を取ってからでも決して遅くありません!

運転免許証はなくても不動産業界へ就職・転職も可能だけど…

「いや、、でも車の運転がとにかく怖くて怖くて、、」という方も意外とけっこういらっしゃるかもしれませんね。

運転免許証はなくても不動産業界へ就職・転職も可能だけれども、仕事の幅が極端に狭まってしまう認識は持っておきましょう。

より具体的にお伝えすると、運転免許が必須“ではない”1~2割の求人のほぼ全てが、事務職や内勤などの業務であり、お客様と濃いやり取りを行う営業職に就くことは難しいと考えるべきです。

ただし「どうしても運転が無理・・」と強いストレスを受ける方にとっては、不動産事務が天職の可能性だってあります。

しかしながら、不動産事務を希望する場合は、宅建士を保有していないと厳しいのが実情です。

詳しくは別の記事で詳しくまとめてありますので、自分の適性を見極める上でもチェックしてみてください。

【資格手当アリ】宅建を持っていると重宝される人材になれます

もしすでに運転免許を持っている人であれば、ぜひ宅建取得を目指して勉強をスタートさせましょう。

宅建を持っていると就職・転職で圧倒的に有利になれるだけはなく、3~5万円の資格手当てがもらえる企業が多いためです。

確かに難しい資格ではあるのですが、正しい勉強法できっちり勉強時間を確保することができれば、誰もが手が届きそうにない難易度レベルではありません。

仮に資格手当てとして月5万もらえるとしたら、むしろ宅建は年収60万円UPのコスパ最強資格と捉えることもできますよ(笑)

おすすめの通信講座や私が実践した独学勉強法は、以下のリンクからご覧ください!

車の運転ができないペーパードライバーでも不動産業界で働ける理由

車の運転ができないペーパードライバーでも不動産業界で働ける理由

ここまで、宅建と運転免許に関連する就職・転職のしやすさについて触れてきました。

ここからは、車の運転ができないペーパードライバーでも不動産業界で働ける理由を深掘りしていきます。

身分証代わりに運転免許証を取得したものの、結局のところ車に乗らず、今は運転できる自信がひとかけらもない人が大勢いらっしゃることでしょう・・

紛れもなく過去の私も大学2年生のときに運転免許を取るだけとって、あとは放置プレイしてしまったペーパードライバーの一人でした。。汗

そんな状況でも、車の中でお客様と円滑なコミュニケーションを図りながら、営業の仕事を楽しむことができる訳を書き記します。

【極論】車を運転し続ければ、自然と慣れてきて誰でも上手くなる

完全な極論かもしれませんが、車を運転し続ければ、自然と慣れてきて誰でも上手くなります

きっとみなさんも自転車に乗れるようになるまえには、何度も転びながら練習したからこそ、今では無意識に乗りこなせるようになったはずですよね。

もちろん車の運転に関しては、“転ぶ=事故”になってしまうため、注意は必要ですが、理屈はほぼ同じです。

交通量が少ない複数車線ある道路で車線変更をしたり、白線で区切られている誰もいない広い駐車場で自分が狙った駐車スペースに停めたりと、最初は練習も必要かもしれませんが、だんだんと慣れていくでしょう。

私も最初はダラダラ汗をかきまくりましたが、運転し始めて2~3ヶ月した頃には、誰かと喋りながらでも運転できるようになっていきましたよ!

お役立ちメモ

おそらくペーパードライバーの最も高いハードルが”一人で運転すること”ですよね。

エベレストぐらい高く感じるハードルをいきなり超えるのはもちろん難しいので、最初の段階では、運転できる友人や知り合いに頼んで、教えてもらいながら運転になれるのが得策でしょう。

もし「友人に頼みにくいなぁ」と感じる人は、有料にはなりますが『ペーパードライバー講習』に頼むのもアリです!

車の運転ができない→仕事の幅が狭い→給与・ボーナスが上がらない

先ほどの話を聞いて「そんな簡単に上手くなるのか?」と半信半疑に感じた方もいるはず。

ただ私の意見としては、人間は追い込まれれば追い込まれるほど、「このままだとヤバイ!」と思って、成長していく生き物だと考えています。

不動産業界における車の運転も一緒で、車の運転ができない→仕事の幅が狭い→給与・ボーナスが上がらないという負のスパイラルに陥る可能性があるためです。

不動産の営業職は、お客様に物件の契約を結んでもらい売上を作ってなんぼの世界ですよね。

その売上を作るためには、お部屋を車に乗せて内見を回らないことには始まりません。

「高校3年生になったら受験勉強をする」「大学3~4年生になったら就職活動をする」と同じように、不動産業界に入ったら必然的に運転スキルを引き上げないと生き残ることができないですよ。

ココがポイント

きっと不動産営業の一番の醍醐味は、お客様と車で移動しながら物件の内見に回ったりコミュニケーションを取ったりして、信頼していただいた上で成約になることだと個人的に思っています。

これまでにお客様からいただいた嬉しいお言葉を思い出すと、その度に穏やかな気持ちで包まれます。

車の運転ができるようになることは、金銭面だけではなく、不動産営業のやりがいを得られることにも繋がるはずです!

運転免許を取得するなら短期集中の合宿免許がオススメ

運転免許を取得するなら短期集中の合宿免許がオススメ

これまで散々、運転免許の必要性を熱く語ってきましたが、運転免許を取得するなら短期集中の合宿免許がオススメです。

当然ながら、教習所に通って運転免許を取得する方法でもOKですが、まとまった時間がとれるなら、合宿免許を活用して一点集中でサッと取ってしまいましょう。

今回は身分証代わりではなく、仕事をしていく上で必要不可欠なため、できるだけ早く運転免許を取得して、なるべく入社前もしくは採用面接前にある程度、運転できる状態が望ましいです。

不動産会社の立場で考えても、「運転免許は持っていますがペーパードライバーです」と言われるよりも、「運転には困りません。任せてください!」とアピールされた方が良い印象なのは簡単に想像できますよね。

合宿免許は業界30年以上の実績がある『合宿免許受付センター』がおすすめです。

お得な季節割引のコースや費用を抑えたい方向けの自炊&お食事コースなど、豊富なコースの中からから自分にピッタリなものを選択できますよ。

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以上です。

多少に無理やりに感じたかもしれませんが、ペーパードライバーでも不動産の営業マンとして働くことは容易です。

ただしまだ運転免許を持っていない人は、まずスタートラインに立てるように、免許取得から始めていきましょう。

「車の運転なんてできるのかな?」と思っていた私ですが、今ではドライブが趣味になっているので安心してください(*’ω’*)

それではまたどこかで!!

この記事を書いた人

ひろポンプ

宅建×不動産エージェンスクール「RENFREE」を運営