こんにちは。ひろポンプです!
不動産関連の仕事で役に立つ知識を身につけるために、“宅地建物取引士(宅建)”の勉強に取り組んでいる人も多いのではないでしょうか。
ただし社会人として仕事をしながらだったり、子育てをしているママさんだったりは、計画的に学習をなかなか進められないですよね。
- 忙しい社会人が働きながら宅建を取得する方法は?
- 宅建の勉強に専念するために仕事を辞めるのはアリ?
- 仕事をしながら独学合格した人もいるけど実際イケる?
働きながら宅建取得を目指す上で、上記のような不安や疑問が次々と湧いてくることもきっと少なくないはず。
そこで今回は、【忙しい社会人が働きながら宅建合格へ】独学ではなく通信講座を選ぼうというテーマで話を進めていきます。
賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級を保有しています
フリーランス宅建士として『ひろポンプ不動産』を運営中
私自身は就活が終わったあとの大学4年生のときに、独学で宅建を取得したので、社会人をしながら勉強をしていく苦労を体験してはいません。
しかしながら、会社の同僚や知り合いなど、働きながら宅建に合格してきた人たちをこの目で何名も見てきました。
これまでの経験から、タイトルにもある通りですが、独学ではなく通信講座を選ぶべきというのが仕事と勉強を両立させる最適解だと私は導き出しています。
ぜひ最後までご覧ください。
忙しい社会人が働きながら宅建合格を目指す道のり
さっそく、忙しい社会人が働きながら宅建合格を目指す道のりをご紹介します。
勤め先の労働環境やご家庭の事情によって、多少のバラつきがあるとは思いますが、基本的に平日(5日間)は約1~3時間・休日(2日間)は約4~8時間が自由に使える時間といったところでしょうか。
この限られた時間をどれくらい勉強時間に充てて、効率的な学習を組み立てることができるかが合格か否かの分かれ道ですよね。
仕事をしながら、家事育児をしながら、あっという間に流れていく時間の合間を縫って、合格を目指す方法を具体的にしていきましょう。
宅建資格取得に必要な勉強時間の目安と合格率
まずは大前提である、宅建資格取得に必要な勉強時間の目安を明確にします。
一般的に宅建合格のために確保すべき勉強は、なんと200~400時間と言われています。
仮に1週間で合計20時間を勉強に使えるとしたら、約2ヶ月半~5か月ほどかかる計算になります。
ただし「勉強すれば誰でも合格できる資格か?」と聞かれれば、答えはNOです。
国家資格である宅地建物取引士試験は、合格率は約15%前後であり、試験の開催も年1回のため、狭き門だと言い切れるでしょう。
日々の生活+勉強と考えるとハードワークに感じますよね・・
ただ一度でも宅建に合格してしまえば、その後の人生はイージーモードに突入するはずです!
「ここが人生の正念場!」と気合いを入魂して、コツコツ知識を積み上げていきましょう。
時間を持て余す大学生なら時間をかけて勉強できるけど・・
“お金はないけど時間があるのが大学生、お金はあるけど時間がないのが社会人”という言葉通り、時間を持て余す大学生なら時間をかけて勉強ができるでしょう。
「いやいや、大学生は大学生で忙しいから!」と反論はウェルカムですが、私の過去を振り返っても、大学生だったからこそ、宅建・FP2級・簿記2級の勉強にフルコミットできた気がします。
その一方で日々仕事に追われている社会人には、使える時間も気力も学生と比べると圧倒的に少ないのは言うまでもありませんよね。
仕事をしながら合格に辿り着けない姿を数多く見てきました
冒頭で「働きながら宅建に合格してきた人たちをこの目で何名も見てきました」と述べました。
しかしこの言葉の裏には、仕事をしながら合格に辿り着けない姿を数多く見てきたという意味も込められています。
いや、むしろ合格者よりも途中で挫折してしまった方々の方が断然多いのが正直なところです。
ここまで暗い話を一方的にお伝えしていますが、それだけ働きながら宅建合格を目指すのがいかに険しい道のりなのかをご理解いただく為にワザと書き記しました。
「なるほど。。そんなに難しいのか。。よし!頑張るか!!」と思っていただくことで、あなたの合格率がグッと上がると考えたからです。
私の身の回りで夢を諦めてしまった人たちと同じ道を辿らないように、ぜひ合格を目指して頑張っていきましょう!
一発合格を狙うなら、独学ではなく通信講座を選ぼう
ここまで、忙しい社会人が働きながら宅建合格を目指す道のりとコツをご紹介してきました。
若干ネガティブ要素が強めの内容ばかりでしたが、ここからはポジティブに、一発合格を狙うなら、独学ではなく通信講座を選ぼうというテーマを深掘りしていきます。
今まで数々の資格試験を“独学”で合格してきた私だからこそ、時間の確保が難しい社会人にとっては通信講座をおすすめしたい理由を解説します。
独学も無理じゃないけど、尋常じゃない意志の強さが必須
最初に整理したいポイントは、独学も無理じゃないけど、尋常じゃない意志の強さが必須という点です。
重ね重ねお伝えしているように、大学生などの時間がある人であれば、体力も時間も余裕があるため、(過去の私がそうであったように)独学でも継続して勉強を進めやすいです。
しかし仕事をしながらの社会人であれば、話は全く別になるでしょう。
残業続きや飲み会続きが続くと「まぁ今日はいっか!」と休み、次の日も「また明日からやるか」とサボりがちになり、最終的には「別に宅建取らなくても今が楽しいからいいや」となるのがオチ。
この記事をご覧いただいている方の中にも強い意志を持った人もいるかもしれませんが、「宅建を取らないとクビにする」とパワハラ上司に言われていない限り、社会人生活をこなしながら独学で合格できる人は100人中2~3人という感じではないでしょうか。
実際に私が周りにいた独学での宅建合格者は、毎日深夜2時まで勉強したり、通勤時間もスマホで学習を日々やっていたりする猛者ばかりでした!
モチベーションが続きやすい通信講座が合格への最短ルート
そこで何度も話に出ているように、モチベーションが続きやすい通信講座が合格への最短ルートと断言します。
確かに独学よりも費用がかかってしまうのはデメリットではありますが、逆に「私はお金をかけている。回収しなきゃ!!」とプラスに動くことだってあるはずです。
また最近の通信講座はオンライン上で完結するのが主流で、自分の勉強の進捗具合もデータ上で随時チェックできるのも魅力の一つ。
そしてなんといっても、優良な通信講座のカリキュラムは、独学では実現不可能な効率の良い勉強法で学習を進めていけるのが一番のメリットです。
宅建合格におすすめな通信講座・スクールを別の記事でまとめていますので、下記のリンクからチェックしてみてください。
注意:仕事を辞めて勉強に専念するのはリスクが高過ぎます
たまーにお見かけするのですが、仕事を辞めて勉強に専念するのはリスクが高過ぎるので個人的にはオススメしていません。
当然ながら今の仕事を辞めても全く困らないほどの貯蓄や不労所得があるならOKですが、わざわざ退職をしてまで勉強に専念しなければならないほどの難易度ではないからです。
働きながらでも先ほどの質の高い通信講座の教材に沿って勉強をしていけば、おのずと合格は見えてくるはず。
繰り返しになりますが確かに仕事と勉強の両立は苦しいと感じるときの方がきっと多いです。
しかしツラいのは一瞬。合格さえしてしまえば宅建は一生有効な価値のある資格になり得ますよ。
私の宅建取得の時期が大学4年生だった関係で、周りの友人は遊んでいる中で勉強をしている状況だったため、めちゃくちゃ「くそー!」と悔しい思いをしながら日々頑張っていました。
ただ今振り返ると、その当時の苦い思い出があるからこそ、現在は幸せな人生を送れているんだなと感じていますよ!
宅建合格後、現キャリアに納得いかないなら転職で年収UP
最後に覚えて帰ってもらいたいことは、宅建合格後、現キャリアに納得いかないなら転職で年収UPしよう!です。
おそらく働きながら宅建取得を目標に定めている人のほとんどの目的は、キャリアアップではないでしょうか。
もちろん宅建に無事に合格したあとに、あなたの理想のキャリアアップを現職で達成できたら文句はないと思いますが、現実的にはなかなか実現されないことの方が多いでしょう・・
宅建士として正当な評価をしてくれない会社に居続ける意味は、個人的にはあまりないと考えています。
不動産特化型の転職エージェントサービスを活用すれば、大幅な年収UPはもちろんのこと、土日休み・残業ナシなどのあなたの生活スタイルにあった非公開求人も多数あります。
宅建合格後は、確実に市場価値が高まっているはずなので、ご自身の市場における位置を確認するために、転職エージェントのプロの目線を教えてもらう使い方もアリかもしれませんね。
不動産業界に強い転職エージェントも他の記事で詳細を解説しているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
以上です。
忙しい社会人が働きながら宅建に合格するためのコツをご紹介してきました。
勉強のみに100%の力を注げない状況の中でも、様々な方法を模索しながら、宅建合格に向けて行動をし続けるあなたは本当に素晴らしいです。
私も自分の夢に向かって走り続けている途中なので、お互いにコツコツ努力をしていきましょう!
それではまたどこかで(*´▽`*)