【残業もノルマもきつい】不動産賃貸営業で心が疲れたなら辞めてOK

こんにちは。ひろポンプです!

不動産会社で賃貸仲介営業マンとして働くのは、とてもハードワークになりがちですよね。

残業もノルマもキツい。。と心も体も疲弊しきってしまっている人も多いのではないでしょうか。

  • 不動産営業の仕事で残業もノルマもあってキツい。。
  • 今の職場を辞めたいけど具体的な行動に移せない、、
  • 心が病みそうなブラックな会社から抜け出す方法は?

不動産賃貸営業のキツさについて、上記のような不安や疑問を抱えている人もきっと少なくないはず。

そこで今回は、【残業もノルマもきつい】不動産賃貸営業で心が疲れたなら辞めてOKというテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級を保有しています
フリーランス宅建士として『ひろポンプ不動産』を運営中

私も不動産会社に勤めているサラリーマン時代には、日付が変わる時間までよく残業を強いられていました。。笑

しかし今では『ひろポンプ不動産』を運営したり、宅建合格スクール『RENFREE』の講師をやったりしています。

心も体も「疲れた・・もう限界・・」と感じたときに、ブラックな職場を抜け出す具体的な方法まで解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

不動産の賃貸仲介営業マンの仕事がツライと感じる理由

不動産の賃貸仲介営業マンの仕事がツライと感じる理由

まずは、不動産の賃貸仲介営業マンの仕事がツライと感じる理由をご紹介します。

不動産会社で営業マンとして働く上で、ストレスを抱えるのは以下の3つのいずれかに当てはまるはず。

不動産営業を辞めたい瞬間
  • 営業成果が自分の給料に反映される実力主義
  • お客様の都合で動くため残業が多くなりがち
  • 膨大な仕事量と宅建合格に向けた勉強の両立

「何がどうツライのか?」の根本的な原因を明確にすることで、気持ちがスッと楽になることも多々あります。

私だけでなく、不動産会社の同僚たちも苦しんでいた要因をここで詳しく紐解いておきましょう。

①営業成果が自分の給料に反映される実力主義

最初の1つ目は、営業成果が自分の給料に反映される実力主義な点。

言うまでもないかもしれませんが、”営業での売上が全て”という風潮が強い業界です。

もちろん成約を積み重ねて売上が高い営業マンにとっては天国ですが、なかなか申込にならない営業マンにとっては地獄のような場所になり得ます。

歩合制の会社であれば、当然ながら自分の給料は低いままで、職場での立場も弱くなってしまいがちです。

「売上が下がる→焦る→申込にならない→売上下がる→自信がなくなる→売上下がる」という負のスパイラルに一度入ってしまうとしんどいと感じるでしょう。

②お客様の都合で動くため残業が多くなりがち

次に2つ目は、お客様の都合で動くため残業が多くなりがちな点です。

賃貸仲介営業は物件を借りる人ありきの商売のため、お客様の休みの日に合わせて営業マン側が調整する必要があります。

そのため土日や平日の仕事終わりの時間帯が忙しくなることがしばしば。

とはいえ、不動産会社の正社員としての勤務時間は一般的なサラリーマンと同じで朝から夕方までのため、必然的に残業をしなければなりません。

ライフワークバランスとは無縁の生活になってしまうため、プライベートを充実させたい人にとってはストレスを抱える大きな要因になるでしょう。

営業マンは平日休みのため、友人や家族と時間が合わなくなるのもツラいと感じる原因の一つですね…

③膨大な仕事量と宅建合格に向けた勉強の両立

最後の3つ目は、膨大な仕事量と宅建合格に向けた勉強の両立です。

ただでさえ他の仕事と比べてハードワークなのにも関わらず、法律を扱う仕事のため宅地建物取引士の知識が必ず求められます。

といいつつ、宅建士の資格は合格率15%前後の難関国家資格のため、容易に合格することはできません。

そのため毎日遅くまで仕事をしたあとやせっかくの休日も勉強をしなければならないのです。

もちろん宅建に合格すれば一生モノの資格のため、給与UPや転職などの大きな味方になってくれますが、勉強すること自体がキツいと思ってしまう人が大多数を占めるでしょう。

不動産会社で働いていたの私の同僚や後輩も試験日前は寝不足でかなり大変そうでした…

今のブラックな職場からノンストレスな環境へ脱出する方法

今のブラックな職場からノンストレスな環境へ脱出する方法

ここまでの話を聞いて「なるほど。。ツラい原因は突き止められたけど、そもそも解決できないや。。」と考えた人も多いはず。

ここからは、今のブラックな職場からノンストレスな環境へ脱出する方法をお伝えしていきます。

具体的な方法は以下の4つです。

不動産営業を辞めたい瞬間
  • ホワイトな不動産賃貸仲介会社へ転職する
  • ノルマが軽い賃貸管理や宅建事務を目指す
  • 完全未経験から異業界・異業種へ転職する
  • フルコミッション賃貸営業マンとして働く

激務を強いられた不動産会社で働いた実績は必ずあなたの次の挑戦の後押しをしてくれるはずです。

上記の選択肢はどれもオススメなので、それぞれ詳しくご説明していきます。

①ホワイトな不動産賃貸仲介会社へ転職する

まず1つ目は、ホワイトな不動産賃貸仲介会社へ転職するです。

「え、、また不動産会社に勤めるの?」と感じた人もいるかもですが、働き方改革やITツールの登場により、ホワイトな不動産会社も徐々に増えています。

完全フルリモートや残業ナシなど、ストレスを緩和できる働き方ができる企業も見つかりやすい時代です。

また同じ業界・同じ職種の転職であれば、単純に年収UPも見込めるので、プライベートも仕事も充実させたい人にオススメ。

不動産会社へ転職するならホワイト企業の求人をたくさん持っている転職エージェントを必ず利用しましょう。

②ノルマが軽い賃貸管理や宅建事務を目指す

続いて2つ目は、ノルマが軽い賃貸管理や宅建事務を目指すです。

ノルマや残業がツラいと感じているなら、同じ不動産業界の中でも、賃貸管理や事務職として働くのもアリでしょう。

転職はもちろんですが、社内でも上司や人事に相談して部署異動をお願いしてもいいかもしれません。

厳しい賃貸仲介営業で培った知見を、そのまま賃貸管理や宅建事務に活かすことも可能です。

私も賃貸営業から賃貸管理へ異動した経験がありますが、残業もノルマも著しく減りました!

③完全未経験から異業界・異業種へ転職する

次に3つ目は、完全未経験から異業界・異業種へ転職するです。

「不動産業界はもうなんと言われても耐えられない、、」という人は、必然的にこちらの選択肢になると思います。

ここでのポイントは、自分自身の心に嘘をつかずにやってみたい仕事にチャレンジすること。

社会人人生の新たなスタートとして、自分が興味があること・好きなことに挑戦してみると、たとえ少しツラいことがあっても自分で選んだ道なので乗り越えやすいはずです。

もっと詳しく

私の場合は、完全未経験からWebエンジニアを目指して転職してみました。

その後は1年間ほどフリーランスエンジニアとして活動していますが、「あのとき勇気のある一歩を踏み出して本当によかったな」と日々噛み締めています!

④フルコミッション賃貸営業マンとして働く

最後の4つ目は、フルコミッション賃貸営業マンとして働くです。

少しハードルが高そうで身構えてしまいがちですが、完全成果報酬型の賃貸仲介エージェントとして仕事を続けていく選択肢です。

誰にも縛られず自分の好きなタイミングで仕事を進めていくので、残業もノルマも指示されることは絶対にありません。

私も『ひろポンプ不動産』を運営していますが、あんなに嫌だと思っていた賃貸仲介営業をストレスを1ミリも感じることなく、むしろ幸せな状態で働けています。

副業としても稼ぐことが可能なので、③完全未経験から異業界・異業種へ転職するの選択肢をとりつつ、フルコミで働くのも全然OKでしょう。

不動産賃貸営業の仕事で心が疲弊しているなら即辞めてOK

不動産賃貸営業の仕事で心が疲弊しているなら即辞めてOK

ここまで、不動産賃貸営業がキツいと感じる理由と具体的な抜け出す方法を述べてきました。

とはいえ、「でも会社を辞めるって言ったら上司にまた怒られる。。私なんて今の会社を辞めたらどこにも通用しない。。」と考えてしまい行動に移せない方もいらっしゃるでしょう。

ただし私は断固として主張しますが、不動産賃貸営業の仕事で心が疲弊しているなら即辞めてOK!

幸いなことに私は健康な状態のままブラック企業から脱出することができましたが、心がポキッと折れてからでは確実に遅いですよ。

【実体験】あなたが想像している以上にこの世の中は広い

声を大にして最もお伝えしたいことは、あなたが想像している以上にこの世の中は広いということ。

過去の私も「今辞めたら逃げ出したみたいだし、他の会社で通用する気がしない・・」と考え込んで二の足を踏んだ時期もありました。

しかし思い切って転職活動を始めたところ、想像していた以上にあっさりと次の職場が決まったのです。

そして今ではフリーランスエンジニア・WEBスクールの講師・『ひろポンプ不動産』の運営など、幅広く活動をしています。

大切なのは第一歩目。

少しだけ勇気が必要かもですが、最初の一歩を踏み出せればあとは身を任せるだけでなんとか上手くいくはずです。

選択肢を知って心の余裕ができたら宅建は取っておくべし

最後に1つだけ補足があります。

今回の内容でさまざまなの選択肢を知った上でもし心の余裕ができたなら、不動産会社にいるうちに宅建だけは取っておくべしです

繰り返しになりますが、宅建さえ持っていると同じ不動産業界であれば、引っ張りだこな存在になり、簡単に年収UPが狙えます。

また万が一他の異業界・異業種にチャレンジしたときに「あれ?なんか違ったかも。。」となってしまった場合でも、いつでも不動産業界に戻れるファストパス的なチケットになります。

もちろん今にも限界を迎えそうな方は早急に現職を辞めるべきですが、「もう少しだけ頑張れそう」と思える人は、ぜひ宅建合格をゴールに設定しましょう。

もっと詳しく

宅建士の資格は独学でもスクールでも合格を狙えますが、最短ルートは間違いなくスクールに通うことです。

宅建のおすすめスクールと勉強法は別の記事にまとめていますので、下記のリンクからチェックしてみてください。

以上です。

不動産賃貸営業のノルマや残業がキツいと感じている人に向けて、包み隠さず全てを本音でお伝えさせていただきました。

今回の内容をもとにあなたのストレスが根本的に解決されることを願っています。

お互いにたった1度しかない人生を有意義に楽しめるように生きていきましょう!

それではまたどこかで(*´∀`)♪

この記事を書いた人

ひろポンプ

宅建×不動産エージェンスクール「RENFREE」を運営