【体験談あり】不動産のフルコミ賃貸営業で働くメリット・デメリット

こんにちは。ひろポンプです!

不動産業界では完全歩合制のフルコミッション営業としての働き方が徐々に増えていますね。

その一方で、フルコミの賃貸仲介営業で働くメリット・デメリットが気になる人も多いのではないでしょうか。

  • 不動産のフルコミ営業で働くメリット・デメリットは?
  • 完全歩合制のリスクを減らす方法があるか知りたい。。
  • 実際にフルコミで稼いでいる人の生の声が聞きたい、、

不動産のフルコミッション型営業について、上記のような不安や疑問を抱く人もきっと少なくないはず。

そこで今回は、【体験談あり】不動産のフルコミ賃貸営業で働くメリット・デメリットというテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級を保有しています
フリーランス宅建士として『ひろポンプ不動産』を運営中

私自身もフルコミッション制を採用している不動産会社に所属し、『ひろポンプ不動産』をサービス展開中です。

体験談を豊富に交えながら、フルコミ賃貸営業で働くメリット・デメリットを深掘りしていきましょう。

記事の最後には、リスクを減らしつつフルコミ営業マンとして働く方法も解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

現役賃貸エージェントが教えるフルコミ不動産営業で働くメリット

現役賃貸エージェントが教えるフルコミ不動産営業で働くメリット

まずはメリットからお伝えしていきます。

現役賃貸エージェントが教えるフルコミ不動産営業で働くメリットは主に以下の3つです。

フルコミ不動産営業で働くメリット
  • 自分のペースで好きな時間に仕事ができる
  • 成果をあげた分だけ報酬を手に入れられる
  • 上司のプレッシャーやノルマの概念がない

現在も不動産会社で正社員として働いている方からすると、これ以上ない幸せなメリットですよね!笑

もちろん未経験の方でも、副業の選択肢の一つとしては申し分ないはず。

それぞれ詳しくご説明していきます。

①自分のペースで好きな時間に仕事ができる

まず1つ目のメリットは、自分のペースで好きな時間に仕事ができるです。

フルコミッション制の不動産会社との間で結ばれるのは業務委託契約のため、週5日・10〜19時勤務などの縛りは存在しません。

「毎朝早く起きて満員電車に揺られ、夜は終電間際まで残業する」という苦しい日々を送る必要は全くないのです。

もちろん朝イチでお客様とのアポがあるなら、早起きしないといけませんが、基本的に自分のペースで働くことができます。

内見は現地まで行く必要がありますが、それ以外はフルリモートでもOKです!

②成果をあげた分だけ報酬を手に入れられる

次に2つ目のメリットは、成果をあげた分だけ報酬を手に入れられるです。

不動産業界の給与体系は”低い固定給+高い歩合給”としている会社が一般的でしょう。

ただし”高い歩合給”といっても、最大で売上の20%が還元される程度がほとんど。

その一方でフルコミ不動産営業は、売上の50〜90%を報酬として得ることができます。

自分の頑張りがそのまま収入に反映されるため、モチベーション高く業務に集中できるのも嬉しいポイントです。

私が過去に正社員として働いていた不動産会社は固定給のみだったので、今が最高な環境です!笑

③上司のプレッシャーやノルマの概念がない

最後の3つ目のメリットは、上司のプレッシャーやノルマの概念がないこと。

フルコミ営業は不動産会社と直接、業務委託契約を結ぶため、そもそも上司やノルマが存在しないのです。

そのため会社員にとっては当たり前の上司からの詰めやノルマに追われる嫌な感じは一切ありません。

「賃貸仲介の仕事は好きだけど、職場の人間関係や厳しい売上目標がキツイ・・」という方からすると、フルコミ不動産営業は天職かもしれませんね!

もっと詳しく

実際にノンストレスな状況で不動産営業ができると、お客様へ全力投球することが可能です。

それに伴ってなのか、変な雑念がなくなるため、お客様の満足度が上がり、成約率が2倍以上もUPしました。

サラリーマン時代と比べて少ない効率的な労働+高い報酬がもらえるフルコミ営業をなぜもっと早くやらなかったのかと後悔しています!笑

【デメリット】不動産のフルコミッション制で働くときの注意点

【デメリット】不動産のフルコミッション制で働くときの注意点

ここまでGOODなことしか述べてこなかったので、ここからはBADなことをお伝えしていきます。

不動産賃貸仲介のフルコミッション制で働くときの注意点は以下の2つです。

フルコミ不動産営業で働くデメリット
  • 成約にならなければ収入は1円も入らない
  • 集客〜鍵渡しを全て個人で行う必要がある

“フルコミ営業”と聞いて数多くの人が想像するデメリットは当然ながらあります。

もちろん今回は実体験をベースにお話をしていくので、すべてを包み隠さずお伝えしていきましょう。

①成約にならなければ収入は1円も入らない

1つ目のデメリットは、成約にならなければ収入は1円も入らない点です。

フルコミッションとは完全歩合制のことを指しているため、得られる収入は”歩合給のみ”。

不動産会社で正社員として働いているならば、仮に1件も成約にならなかったとしても、最低限の生活はできる”固定給”は入ってきます。

たくさんのお客様をご案内して、たくさんの契約を結ぶことができれば、大きく稼げる一方で、1円も稼げないリスクがあるのは肝に銘じておきましょう。

②集客〜鍵渡しを全て個人で行う必要がある

2つ目のデメリットは、集客〜鍵渡しを全て個人で行う必要があるです。

不動産会社に勤めていると基本的に分業して業務に携わっていることがほとんどなはず。

具体的には、集客・内見・契約・経理などいずれかの担当になっていることが多いでしょうか。

当たり前の話かもしれませんが、フルコミ営業はいわゆる個人事業主のため、一連の流れをすべて自分で行う必要があります。

「自由な時間を手に入れるためにフルコミ営業で働いているのに雑務が増えてむしろ忙しくなった・・」というのも可能性も大いに秘めています。

リスクを減らしつつフルコミ賃貸営業マンとして働く方法

リスクを減らしつつフルコミ賃貸営業マンとして働く方法

ここまで不動産のフルコミ営業のメリット・デメリットをご紹介してきました。

「メリットは魅力だけど、やっぱりデメリットがキツそう、、」と感じた人も多いかもですね。

ここからは、実際に私も実践したリスクを減らしつつフルコミ賃貸営業マンとして働く方法を解説していきます。

デメリットをうまく打ち消して、フルコミ営業の賃貸仲介エージェントとして第一歩を踏み出していきましょう。

【スモールステップ】まず休日を使って副業から始めよう

フルコミ営業の最大のデメリット、それは成約にならなければ1円も入らない点ですよね。

そのデメリットをなくすためには、まず休日を使って副業から始めてみるのがオススメです。

いきなり飛び級でフルコミの営業マンになるのではなく、スモールステップで一歩ずつ着実に階段を登っていきましょう。

そして休みの日に副業で始めると、集客〜鍵渡しまでの一連の流れに慣れることもできちゃいます。

そして、個人でも問題ないことを確認できたら、無事に今の本業をやめてフルコミ不動産営業一本で生きていくのでOKです。

実は私も他に仕事がある状態で『ひろポンプ不動産』をスタートさせました!

事務作業を代行してくれるフルコミ不動産会社へ登録する

「スモールステップは分かったけど、具体的にどうやってフルコミ営業を始めるの?」と疑問に思った人も少なくないはず。

答えはいたってシンプルで、フルコミッション制の求人募集を出している不動産会社へ応募→面談するだけでOK。

そしてここでのポイントは、事務作業を代行してくれたり他よりも高い還元率を保障してくれたりするフルコミ不動産会社へ登録することです。

ココがポイント

プラスαの付加価値がある不動産会社へ登録することで、フルコミ営業のメリットをより享受できますよ。

私が実際にお世話になっている『Riel』は、内見手配・契約業務をすべて代行してもらえます。

他にも優れたフルコミ制のおすすめ不動産会社をピックアップしていますので、下記をチェックしてみてください!

これからの時代はフルコミッション制に自然と流れていく

ご覧の通り、フルコミ賃貸営業のデメリットは工夫次第で極限まで減らすことができます。

そしてどちらにしても、これからの時代はフルコミッション制に自然と流れていくに違いないと個人的には確信しています。

フルコミッション制は、企業にとってもダメ営業マンに無駄な固定費を払う必要がありませんし、個人にとっても理想のライフワークバランスを叶えられる働き方です。

メリット・デメリットを議論する以前の問題で、必然的に不動産業界ではフルコミ一択の動きが加速していくでしょう。

時代を先取りするためにもフルコミ営業に興味がある方はスモールステップで始めてみてください!

以上です。

不動産のフルコミ賃貸営業のメリット・デメリットについて、熱く語り尽くしてみました。

デメリットを許容する働き方をすれば、残るのはフルコミ営業でしか感じられないメリットのみです。

ぜひ一緒に一度きりの大切な人生を自由に生きていきましょう!

それではまたどこかで(^_^*)

この記事を書いた人

ひろポンプ

宅建×不動産エージェンスクール「RENFREE」を運営